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不妊治療も行っている産婦人科へ。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の疑いがあると言われ、不妊治療も行っている産婦人科へ行くことになりました。
こちらの産婦人科は近所にあって、1度だけ無料で受けることができる子宮がん検診で訪れたことのあるところでした。
『ピルは避妊薬だ!』『多嚢胞ではない!』
いざ産婦人科へ行ったのは、PCOSの疑いがあると言われてから2日後のことでした。
自分なりに、PCOSとはどういうことなのか、不妊症について、不妊治療について、少し調べてみました。
自分が本当に不妊症なのか、このときはまだわからなくて、不安でとてもドキドキしながら病院へ向かったのを覚えています。
紹介状をもって行って、受付を済ませて待っていると、診察室から呼ばれました。
PMSの症状がひどく、長年ピルを服用していたこと。
妊活しようとピルの服用をやめたところ、ずっと下腹部痛が続いていて、別の病院で診てもらったところ、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の疑いがあると言われたこと。
簡単に先生にお話ししました。
すると『今日できることは何もない。あなたが多嚢胞かどうかなんて知りません。』と早口で言われてしまい、気分が落ち込んでいた私は、パニックになってしまいました。
さらに『ピルは避妊薬、それをどんな理由で飲んでたか知りませんけど・・・ねぇ。(笑)』とニヤニヤと、軽蔑するような感じで言われて、なにも言い返せませんでした。
月経中に来ないと血液検査もできない、と言われてルトラールを処方してもらって帰宅しました。
その日は泣きながら帰りました。
その後検査するも不妊の原因がわからず、転院を決意。
ルトラールを処方してもらい、無事に月経がきたので再度受診しました。
採血をしてもらい、卵胞を育てるためのクロミッドを処方してもらいました。
血液検査の結果は全く問題なしという結果で、『ほらPCOSじゃないでしょ(笑)』みたいな風に言われてしまいました。
それでもクロミッドを処方してもらっていたにも関わらず、卵胞は育っていませんでした。
「PCOSじゃないにしても、じゃあなんで育たないの?」という質問もさせてもらえないほど、一方的にガーっと話して診察室を追い出される、そんな診察スタイルでした。
病院に行った帰りは、いつも泣きながら帰りました。
なんだか理由はわからないけど、不妊症らしくて、PCOSかも?と言われていたけど違うくて、どういう治療を続けていっていいかもわからない状態になってしまいました。
よくわからないまま血液検査をして、毎回『ほら、PCOSちゃいますよ(笑)』みたいな風に言われることに、傷付いてしまい、泣いてしまう日々・・・。
夫に『今日の病院どうだった?』と聞かれても、『よくわからない・・・。』としか答えられず、また泣いてしまう。
その産婦人科へ通いだして1か月経ったころ、私の心がどんどん元気がなくなる姿を見て、夫が不妊治療専門の病院へ転院しよう、と提案してくれました。
その提案を聞いて『あぁ、もうあの病院通わなくていいんだ』ととても安心しました。
今思うと明らかに良くない先生だったのに、転院とかを自分で考えれないくらい落ち込んでいたんだと思います。
ただすぐには行動に移せなくて、転院するまでに3か月ほどの休憩が必要でした。
そしてこの6月末から不妊治療専門の病院へ転院します。
【次回】不妊治療専門の病院へ転院を決意!病院の決め手
前の産婦人科へ通っていたときの気持ちをサラッと書いていますが、実際はもっと落ち込んで、もっと精神状態は良くなかったです。
前向きに転院を行動に移せるまでに、とても時間がかかりました。
次の記事では、不妊治療専門の病院への転院を決意し、その病院を選んだ決め手をお話ししていきます。
またよければ読んでくださるとうれしいです。
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